【これだけ押さえればOK!】不動産会社向け広告方法の完全マニュアル

【これだけ押さえればOK!】不動産会社向け広告方法の完全マニュアル

「広告を打ってお客様を集めたい」と思っても、ポスティングが良いのか、ホームページやポータルサイトが良いのか(媒体)や、反響を獲得したいのか、来店が目的なのか(目的)によっても異なります。営業と広告担当を兼務している方や効率的に広告を打ちたい方も多いと思いますので、まとめてみました。一つの方法に絞るのではなく、予算を配分していろいろな方法を組み合わせる方法がおすすめです。

この記事をおすすめする読者
・広告担当になったばかりでどんな広告方法があるか知りたい
・現在の広告で成果が芳しくなく、他の方法を探している
・社内で新しい広告方法の提案を上司から指示されている

チラシ

チラシを配布する方法として、新聞折込みやポスティングが一般的です。新聞折込みは朝刊など新聞にチラシを折り込む方法です。ポスティングはポスティング会社に依頼し、マンションやエリアを指定して配布することも可能です。自社で空いている時間に近隣をポスティングすることも周辺の環境や住人の方達を知る良い機会になります。戸建て住宅を扱っている会社は賃貸マンションをメインに投函すれば効率よく広告を配布できます。チラシを中央から折るのではなく、上下左右にずらして折ってみたり、光沢紙ではなく高級感が表現できるマット調の用紙に変更することで目につきやすく、手に取ってもらいやすくなります。

メリットは、ホームページなどのネットと異なり、実物(紙)で手に取って見てもらえます。他のチラシに埋もれ気が付かれない可能性もありますが、なくならない方法です。新聞の購読者が減少しているので、今後効果が高くなるのかが心配です。

ホームページ

自社のホームページや物件検索サイトを作成し、問い合わせや資料送付を目指す方法です。「〇〇市 新築戸建て」のように検索してホームページに訪問してもらうことが大切です。SEO対策(検索上位対策)やリスティング広告やバナー広告などのネット広告も効果的です。SNS広告(FacebookやInstagram、TikTok)も増加しています。

メリットは、ポータルサイトとは異なり、コストを抑えて広告を打つことができます。ホームページを作成する費用(ドメインやサーバー費用)はかかりますが、会社の資産になり、内容やデザインなども自由に表示することができます。デメリットは、検索やウェブ広告から訪問してもらえないと見てもらうことができないため、ホームページの内容や施策が重要になります。

ポータルサイト

スーモ、ホームズ、アットホームなどのポータルサイトに物件情報を掲載し集客する方法です。物件購入を検討した際に、インターネットで検索し、ポータルサイトが上位表示されることが多いです。エリアや条件(間取りや徒歩〇〇分)で探す人も多く、集客力は抜群です。

デメリットは、コストがかかることに加え、見込み客のお客様を集めることができますが、競合会社も多い。写真やキャッチコピーなどの工夫で、掲載物件をどれだけ目立たせられるかがカギです。新規物件や値下げ物件をどの会社よりも早く掲載することや、物件の入れ替えも必要になります。

売出し現場(完成見学会)

通りがかりの人や駅前で声をかけて、住宅やマンションの完成現場に呼び込む方法です。実際に完成した住宅を見ることができるので、物件の良さを伝えることができます。相手が予定があり忙しく声をかけても足を止めてもらえないこともあるので、声をかける方としては強いメンタルが必要です。完成現場までの矢印看板や物件特徴を記載したA型看板を設置し、目を引き付けるのも効果的です。

紹介

以前、家やマンションを購入した人や働いている社員からの紹介です。紹介はチラシやポータルサイトよりも自分の知人や親戚など身近な人からの紹介なので契約になる可能性も高く、費用もかかりません。物件購入後にも定期的に連絡を続け信頼性を築くことや、会社の口コミなども重要になります。

その他にも屋外看板やテレビCM、ラジオCMなどの方法もあります。予算やターゲットに合わせて広告を打つのが大切です。

まとめ

不動産会社が反響を獲得するには、ネット広告だけではなく、ポスティングや現地看板などアナログ的な広告も効果的です。1つだけの媒体ではなく複数の媒体から反響獲得を目指しましょう。予算削減や効果的な媒体の組み合わせでお困りでしたらご相談ください。