販売図面・マイソクで失敗しない!チェックポイント
販売図面やマイソクが完成して印刷に進める際に最終確認は重要です。
チラシ内容を隅々まで確認するのは大変ですが、間違った情報がお客様に届いてしまうと、トラブルになる可能性が出てきてしまいます。再印刷の費用や謝罪文の作成が必要になることもあります。
そんなときは、ひと呼吸を置いて内容チェックをしましょう。
記事を読んで欲しい方
・販売図面やマイソクを作成している方
・チラシの内容確認が面倒で時間がかかっている方
・効率的にチラシを作成したい方
目次
販売図面やマイソクの制作チェックポイント
1.物件価格
物件価格は確認するポイントで最も重要です!黙読ではなく声に出して確認しましょう。販売図面やマイソク作成に没頭してしまうと、普段であれば気が付くことも見過ごしてしまいます。間違った価格で出回ってしまうと、お客様に謝罪するだけでなく、信頼を失います。
2.問い合わせ電話番号やメールアドレス
物件に興味を持ったお客様が問い合わせできず、本来の目的が達成できません。会社の代表番号など違う番号にかけてくれるお客様もいますが、ほとんどのお客様は一度つながらないと連絡しません。
3.住所(地図表記)
完成見学会や現場見学会を実施している際は、地図を記載しましょう。興味を持ったお客様が現地に訪問してくれるかもしれません。ただし、間違った住所を記載してしまうと、目的地に着かないクレームが発生します。住所の確認だけではなく、目印になる建物の表記もチェックしましょう。私は目印になる建物表記を間違ってしまい、刷り直しの経験があります。
4.チラシ有効期限
物件価格やキャンペーンなど有効期限を入れましょう。物件価格が値上がり、掲載価格と違ってしまうとトラブルになってしまいます。完成見学会を今週行う予定なのに、チラシでは来週の土日だったなどの間違いは人件費だけではなく時間までも無駄にしてしまいます。
5.完成時期、引渡し時期
すぐに購入希望のお客様や、他の物件と検討しているお客様は完成時期に注目しています。チラシに記載しましょう。
その他にも「種別の変更」でチラシ内容を修正した経験があります。土地でチラシ制作を進めていましたが、営業担当から建築確認が下りて新築住宅に変更しました。内容が大きく変わり、一からチラシを作成し直した苦い経験があります。
販売図面やマイソクの最終内容を未然に防ぐ方法は
1.周りの人(第三者)に確認してもらう
販売図面・マイソク作成で何度もデザインの修正を繰り返していると、内容を見慣れてしまいます。新鮮な印象も薄れてしまうため、注意力が散漫します。作成に関わっていない周りの第三者(上司や同僚)にチェックをお願いすると良いでしょう。先入観がないので内容だけではなく、「ここの部分が見にくい、目立たない」などアドバイスをもらえるかもしれません。
2.声に出して読んでみる(音読する)
黙読だけではなく、声に出して読んでみる(音読する)ことで耳からも情報が入り、間違いに気が付きやすくなります。説明文など自分が聞いてみて違和感がある箇所は言い回しを変更してみましょう。読みやすい内容になるかもしれません。
3.原稿(チラシの元情報)と照らし合わせる
最初に作成した内容と最終内容では修正途中でデザイナーが誤って変更してしまい、販売図面やマイソクが完成するまで気が付かないことがあります。最後に原稿と照らし合わせてみてください。修正過程の振り返りにもなります。
まとめ
販売図面やマイソクのミスは未然に防げることがほとんどです。営業担当など周りの人とコミュニケーションをとることも大事かもしれません。また、余裕を持たせた制作スケジュールで進めることも大切です。気持ちに余裕がないと焦ってしまいミスの発生につながります。